点灯夫
ちょっと考えてみたこと・・・
毎日決めた掃除内容のノルマをこなしていく自分について・・・
それはある意味[点灯夫]のような自分。
点灯夫とは星の王子さまに出てくる一日中ひたすら灯りを点けたり
消したりする仕事をしている点灯夫。
お日様が登れば灯りを消し、沈めば点ける。
点灯夫のいる星は小さいので四六時中灯りを点けたり消したりしているけれど
それって何の意味があるのだろう?という話。
毎日の掃除もとても似ているような気がします。いくら掃除しても終わりではない。
また同じことの繰り返しが必要。でなきゃたちまち汚れた環境になってしまう。
なので・・私は思います。
毎日の掃除は意味のない仕事ではないよ!と・・
私にとって生きる拠点を綺麗に保つということはとても大切なことだと思っています。
きっと点灯夫も自身にとって意味のある仕事だから続けているのでしょうね。
人生というものは人それぞれ内容は違いますが、多かれ少なかれみんな点灯夫
なんじゃないかなって気がします。
今日はここをチェック!というか見つけた汚れの場所!
シンクの溝にミリの隙間発見!!そして何かがある!!
楊枝で溝を一周させると簡単に汚れが取れて綺麗になりました。
掃除をずーっとし続けているけれど、新しく汚れた箇所を発見することが
よくあります。一度の掃除では見つからないってことですね。
そうそう、星の王子さまのバオバブの木の話も私にとっては印象深いです。
小さい時点でのバオバブの木の根を掘り出さないと、それは巨大化し
地面からやがてその星が根で埋まり、星を壊滅してしまうという話。
私はその話を読んで思ったのは、掃除をサボっていると、住処はどんどん
取り返しのつかない汚い環境になってしまうのだなということでした。
そして、うちの冷蔵庫に星の王子さま一覧のシールを張っています。
教訓になっています。